レスリング・デビュー戦 [体育会]
昨年11月、正式に高田道場に入門してから10カ月、
とうとうカケルもレスリングの試合に出させてもらえることになった。
試合に出られる程度にルールを覚え、マナーを守り、最後まで
泣かずにマットにいられて挨拶で締めくくれるか。
幼児は勝ち負けよりも「試合に出る」ことだけでも心配事だらけ。
今回出場させてもらった大会は幼児大会で参加資格は幼稚園生のみ。
3人1組の総当たり戦で2勝したら金メダル、1勝で銀メダル、
全敗しても銅メダルを獲得できる幼児大会ならではのシステム。
最近レスリングが少し分かってきたカケルは
「レスリング辛い」
「痛い」
「怖い」
「上級生にタックル入られるのがイヤ」
などと言い練習も拒否することが多かった。
←あの手この手で連れて行き結局は練習してたけど
大会当日も「レスリングの試合行きたくない」と言い張った。
それでも何とかなだめすかし遠く新鎌ヶ谷の体育館までたどり着いた。
試着した時はあんなに気に入ったシングレット(レスリングのユニフォーム)なのに
体育館で着替えさせようにも拒否。断固、拒否。
もー朝から別の意味で疲れまくり「どうしても試合したくないなら先生に
自分で言ってきなさい」と指示。まんまと先生に「出ません」と言う始末。
そんなことには慣れてる先生「分かった。じゃあカケルはユニフォームに着替えて
体重測って、みんなと準備運動だけはしよう。試合出るかどうかは後で決めよう」
と、とにかくカケルを計測に連れて行ってくれた。
その後はお友達の試合が始まり大きな声で応援。
A、B、Cの3つのマットがあり同時進行するのでAに行ったりCに行ったり
気付いたらBマットは15試合めが終わっていた。
カケルの試合はBマットの18試合め。
カケルはいそいそとTシャツを脱ぎ、戦闘態勢に。
あれれ。いつの間にか試合に出る気になってる。
事情は聞かず流れに任せることにした。
初戦の相手は女の子。しかし構えが低く強そうだ。
試合開始すぐにカケルは低い体勢でタックル!
が、女の子はうまく交わし次々と技を仕掛けてくる。
年中以下の試合は1分。
夢中で応援してるうちに試合終了。
2-6で負けてしまったがカケルの表情は悪くない。
最後マットに向かい礼をして私に抱き着いてきた。
カケルは笑顔、私は号泣。
とても良い試合内容だった。
それよりなにより自らマットに上がり最後まで試合ができた。
負けた悔しさはなかった。息子の立派な姿に感動して泣いた。
親ばかだけどいいんだ親ばかで。
第2試合は経験浅そうな男の子。
カケルも私も落ち着いて試合に臨めた。
7-1で勝利!袈裟固めを決めることができた。
今度は泣かずに笑顔で息子を褒めた。
「かけちゃん初勝利おめでとう!」「いい試合だったね」と
沢山の言葉をいただけた。
表彰式でメダルをかけてもらいとっても嬉しそう。
そんなわけで「試合出ない」発言でスタートしたデビュー戦は
1勝1敗、立派に戦いぬき笑顔の銀メダルとなったのデシタ。
後に、いつ試合に出ようと思ったのか聞いたところ
「体重測ったときに試合にでようかなーって思ったの」との答え。
そして「また試合に出たい。次は金メダル獲りたい」だそうだ。
母はうっしっしとなったのであった
とうとうカケルもレスリングの試合に出させてもらえることになった。
試合に出られる程度にルールを覚え、マナーを守り、最後まで
泣かずにマットにいられて挨拶で締めくくれるか。
幼児は勝ち負けよりも「試合に出る」ことだけでも心配事だらけ。
今回出場させてもらった大会は幼児大会で参加資格は幼稚園生のみ。
3人1組の総当たり戦で2勝したら金メダル、1勝で銀メダル、
全敗しても銅メダルを獲得できる幼児大会ならではのシステム。
最近レスリングが少し分かってきたカケルは
「レスリング辛い」
「痛い」
「怖い」
「上級生にタックル入られるのがイヤ」
などと言い練習も拒否することが多かった。
←あの手この手で連れて行き結局は練習してたけど
大会当日も「レスリングの試合行きたくない」と言い張った。
それでも何とかなだめすかし遠く新鎌ヶ谷の体育館までたどり着いた。
試着した時はあんなに気に入ったシングレット(レスリングのユニフォーム)なのに
体育館で着替えさせようにも拒否。断固、拒否。
もー朝から別の意味で疲れまくり「どうしても試合したくないなら先生に
自分で言ってきなさい」と指示。まんまと先生に「出ません」と言う始末。
そんなことには慣れてる先生「分かった。じゃあカケルはユニフォームに着替えて
体重測って、みんなと準備運動だけはしよう。試合出るかどうかは後で決めよう」
と、とにかくカケルを計測に連れて行ってくれた。
その後はお友達の試合が始まり大きな声で応援。
A、B、Cの3つのマットがあり同時進行するのでAに行ったりCに行ったり
気付いたらBマットは15試合めが終わっていた。
カケルの試合はBマットの18試合め。
カケルはいそいそとTシャツを脱ぎ、戦闘態勢に。
あれれ。いつの間にか試合に出る気になってる。
事情は聞かず流れに任せることにした。
初戦の相手は女の子。しかし構えが低く強そうだ。
試合開始すぐにカケルは低い体勢でタックル!
が、女の子はうまく交わし次々と技を仕掛けてくる。
年中以下の試合は1分。
夢中で応援してるうちに試合終了。
2-6で負けてしまったがカケルの表情は悪くない。
最後マットに向かい礼をして私に抱き着いてきた。
カケルは笑顔、私は号泣。
とても良い試合内容だった。
それよりなにより自らマットに上がり最後まで試合ができた。
負けた悔しさはなかった。息子の立派な姿に感動して泣いた。
親ばかだけどいいんだ親ばかで。
第2試合は経験浅そうな男の子。
カケルも私も落ち着いて試合に臨めた。
7-1で勝利!袈裟固めを決めることができた。
今度は泣かずに笑顔で息子を褒めた。
「かけちゃん初勝利おめでとう!」「いい試合だったね」と
沢山の言葉をいただけた。
表彰式でメダルをかけてもらいとっても嬉しそう。
そんなわけで「試合出ない」発言でスタートしたデビュー戦は
1勝1敗、立派に戦いぬき笑顔の銀メダルとなったのデシタ。
後に、いつ試合に出ようと思ったのか聞いたところ
「体重測ったときに試合にでようかなーって思ったの」との答え。
そして「また試合に出たい。次は金メダル獲りたい」だそうだ。
母はうっしっしとなったのであった
2012-08-12 18:51
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コメント(2)
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今頃まとめ読み(笑)
子供の初めての試合、大変だった試合前、そして試合、
試合後の物語を読んで、ちょっとウルウルしてしまったよ。
カケルくん、立派だったね。成長したね。
by 先輩 (2012-10-10 10:45)
ミカちゃん
なんだかスムーズに行かない子だけど
だからこその喜びってのがあるよね。
でもってレスリングは今でも「ツライ」と嫌がってます(;_;)
by おれんじ (2012-10-18 13:14)