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「けっこん」 [チョーナン年少]

夏休みが明けた頃だったか、カケルと同じクラスの女の子が
「わたし、そーすけ君と結婚するの」と言っていた。
ちなみにこれから出てくる子どもの名前は全部仮名。

すごいな。結婚て言葉知ってる上、使い方もあってる。
と、まずは言葉の表面的な部分だけでも感心したものだ。

「そーすけ君のどこが好きなの?」とママが聞いたところ
「顔!」と答えたそうだ。
・・・確かにそーすけ君は相当なイケメン。

その会話の翌日には女の子が直接そーすけ君に結婚を申込み、
そーすけ君はそれを受理したそうだ。おめでとう。

カケルはその当時、まだまだ言葉も怪しく、結婚という言葉さえ
知らないんじゃないかという時期だった。

夜、寝る前に5分くらいのお喋りをして寝るのだが、その結婚話を
聞いてからさほど遠くない時期にこんな会話になったことがある。
「ボク、ちなつ先生、大好き」
「そう。ちなつ先生、すごく優しいもんね。お母さんも大好き」
「ボク、ボク、大きくなったらー、ちなつ先生・・・」
(来たか?来たか?先生と結婚したいのか???)
「ちなつ先生に、なりたい」

・・・なりたいんかいっ。

ということでカケルから「結婚」という話はまだ出てない。

果たして昨夜の会話。
「お母さん、大好き」
「お母さんもカケル、大好き」
「ずっとそばにいるからね」
「ずっとそばにいてね」
「ずっとずっと大きくなってもそばにいるからね」
「ずっとずっと大きくなったらカケルは好きになった女の子と結婚して
お母さんのそばにはいなくなるんだよ」
「ボク・・・・いくちゃんに会うと恥ずかしくなっちゃうんだよ」

そうかそうか。結婚て意味、少し分かってきたようだな。
「いくちゃん」というのは、冨永愛似の美少女。
カケルの同じクラスのしゅーと君のイコトで小学5年生。
初恋の相手だ。

私が「結婚」というキーワード出した途端、いくちゃんの話。
そーかそーか。大好きなんだよね。お母さんもいくちゃん大好き。
ほのぼのした気持ちで眠りに就く母あった。
DSC05672.JPG
↑その意中の彼女と。
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