送辞

2月の初め、園庭で園長先生に呼び止められ卒園式で送辞をやって欲しいと言われた。
うーーーーーん。
休みの日（春分の日）にキチンとした服で外出するのがイヤだったが
卒園式を見られるのはちょっと嬉しいかも、と判断し受けることにした。

受けたものの「内容も長さも自由です。全部お任せでお好きなように」って
逆に難しいじゃないっすか。

子どもに向けて？だよね。
じゃ、全部子どもでも分かる言葉で作る？って結構難しい。

ま、好きにやってと言われたので好きに作ってみた。
一応、時間かけて一所懸命作ったのでここに残しておくことにした。
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【送辞】

N組のみなさん、こんにちは。
US幼稚園、ご卒園おめでとうございます。
保護者の皆様、お子さまのご卒園、おめでとうございます。

桜の咲く季節、このホールでお名前呼ばれ台に立ち、
一礼して席に着いたドキドキの入園式から三年経ちました。

S組の教室に入れなくて泣いたこともあったなんて
信じられないくらい、今では立派な少年・少女に成長し
四月からは小学生となるのですね。

子どもの手を引き、季節の移ろいを日々感じながら通った道。
保護者の方々にとって、お子様と一緒の通園も今日が最終日。

幼稚園での三年間とは、なんと感慨深いものでしょう。

N組さんはS組さんとM組さんたちのあこがれでした。
お友達や先生だけでなく、保護者の方や下級生にも
元気にごあいさつしていました。
鉄棒が上手で、逆上がりや前回りを見せてくれました。
おっきくてピカピカな泥だんごを上手に作り、
下級生たちに優しく教えてくれました。
雪山旅行では家族と離れ、先生方とお友達とで二泊も
過ごすことができました。

園長先生はじめ、幼稚園の先生方がしっかり
見守ってくださったおかげで、子どもたちは元気に、
はつらつと幼稚園生活を過ごせたのだと思います。

色々なことを教えてくれたN組さんが卒園してしまうのは
寂しいですが、来年度、新しいN組さんがしっかりと、
S幼稚園を元気にしていきます。
皆さんはこれから行く小学校を今よりも、もっと
元気にしてきてください。

幼稚園で出会ったお友達・先生方と経験した沢山の出来事は、
皆さんのからだの一部となって、小学生になった時に、
そしてもっと先々にも生かされることと思います。

S幼稚園で出会った先生方、お友達のこと、
いつまでも覚えていてくださいね。

季節ごとに咲いた花、茂った緑、ビオトープの生き物たちを
時々思い出してくださいね。

ご卒園おめでとうございます。

平成二十五年　三月二十日
在園生保護者代表　M組　O.Y
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ということで今から卒園式行ってきまーす！
目標は泣かないことでーす！