別れの季節

出会った時から「転勤あるから」とは聞いていた。
先の9月に京都に引っ越した友人も同様で、
最初から転勤があること言われてた上、近々濃厚、とも聞いていた。

夏休みに入る時に「2学期、登園できるといいんだけど」と言われ
本当に8月、京都転勤のメールを受け取り、泣いた。

そして今日。
京都に行った友人と同じ社宅に住んでいたＴさんが広島に転勤と聞かされた。

ついこの間の土曜日、幼稚園でイベントがあったため、
パパとお話しする機会があった。
「転勤、しないでよー。行くなら単身で行ってよー」
なんて冗談めいて話しかけたら、転勤まったく否定しなくて
「火曜に内示出るので来週には分かるはずです」と言われた。

だから覚悟はしてた。
最初から、覚悟はしてた。

でも覚悟してても、現実に起きる、というのは、違う。

受け入れるのにも時間がいる。

私は地方公務員の娘で転勤を知らないで生きてきた。
子どもの頃、たまに転校生が来たり、転校して行く人がいたけど
本当に稀な話で、記憶しているのも二人くらい。

大人になって、母となって、初めて「転勤」の被害(笑)を被った気持ち。

カケルの通ってる幼稚園は園バスがなく、全員が親御さんと一緒に通園してる。
だから、本当に毎日毎日、ママ達と顔を合わせるのだ。
その上、降園後、自由に園庭で遊べる素晴らしいシステムの幼稚園であるため
子ども見守りながら1時間2時間、ママ達と立ち話してる毎日。

その輪の中にいつもいた友人。
年齢も近く、酒飲みで(笑)、とても気が合った友人。
しかも、その御嬢さんはカケルにチョコをくれた一人！

その友人の転勤話に打ちひしがれて、つい独り言をブログにしてしまった本日。

なんかさー、いい人って、いなくなっちゃうんだよねー。
いい人って、きっといろんなところで必要とされてて、だから
いろんな場所に行くのかなーって、思うんだ。

で、自分はずーーーっと恵比寿にいますんで、
憎まれっ子、ここに留まる、なーんちゃって。おしまい。